全身の筋肉は繋がっている

横浜の関内・桜木町パーソナルトレーニングジムSPTです。
今回は、
トレーニングで全身を動きやすくするメリット
というテーマでお伝えします。
人間の骨格は600を超える筋肉と200を超える骨で形成されています。
骨と骨を繋ぎ目が関節となり、筋肉や靭帯で支えている状態です。
そんな全身にある関節ですが、単体でも動くものの生活の中では連動させて動いています。
例えば立ったまま上のものを取るときには、背筋を反らして取りに行きますよね。
ではこの時に、膝は自然と伸ばして取ろうとしますよね。
膝を曲げて取ろうとすると、自然と腰が丸まるかと思います。
このように、一つの関節が動くと他の関節も連鎖的に動くことを
運動連鎖(キネティックチェーン)
と言います。
この運動連鎖ができるから人は生活でスムーズに動くことができるのです。
では先ほどの例の時に、腰痛で腰が反らせられない人だとどうなるでしょうか。
腰を反らす事ができないため、連鎖で膝も伸びずらくなり、結果として上の物が取りづらいという事になります。
この状態では、日常から運動連鎖が起きないので常に腰や肩にストレスがかかっていて、肩こりや腰痛が慢性的になりやすくなります。
ではどのようにすればいいのでしょうか?
まずは身体を連鎖せるよりも、部分部分がしっかり動くようにストレッチする事から始めましょう!
例として、いきなりスクワットのような連鎖させる運動ではなく、
足首回しのような単体だけを動かす分離運動がオススメです。
この分離運動を行うことで、関節が動かしやすくなり、結果として運動連鎖が起こり動きやすい状態を作ります。
分離運動に慣れてきたら、だんだん難しい運動連鎖を意識した運動を行うとより動きやすくなり、身体も引き締まってきます。
当店のパーソナルトレーニングでも、運動に慣れていない方は簡単なストレッチや強度が軽めのピラティスからはスタートします。
今よりもいい状態をぜひ作っていきましょう!