短期ダイエットは誰でも出来る。けど…
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は短期ダイエットについて。
結論からお伝えすると、短期で体重を落とすだけなら誰でも出来ます。
この誰でもできるという言葉を付け加えると、【その気になれば】という言葉です。
例えば、世の中で健康に関する一番の影響力を与える存在は医師です。
あなたがかなりのメタボだとして、かかりつけの医師から
【あなた、2ヶ月で10キロ落とさないと死ぬから落としなさい】
と言われれば、全員じゃないにしろかなりの割合で落とす事が可能ですし、少なくとも自分の意思ではしなかった落とす努力はするはずです。
私が格闘家の現役中ですと、体重オーバーすると相手選手、主催者、仲間、そして自分自身の恥があるため1ヶ月位で7キロほどの減量をしていました。
大変でしたけど、周りの迷惑と落とせなかった時の恥ずかしさを考えたら難しくは全くないんです。
何故なら、体重落とすだけなら汗かけば落とせるし、一時的に食事を我慢すれば普通に落ちるからです。
で、ここからが問題。
私の試合の場合は、落とさなければ試合に出る権利が与えられないため仕方なく落としますが、
普通の生活で短期ダイエットする事に何が得られるでしょうか?
何か与えられるとすれば、一時的な満足感と落とせる事を知れる事ですかね。
そのために、医師からの指示もない短期ダイエットという命を削るような行為というのは本当に危険ですし、
ましてやほぼ何も得られないことに時間を使うこと自体勿体なく感じてしまいます。
ダイエットの中長期的な観点から考え、
基本の減量は
【1ヶ月に0.5㌔〜1㌔】が安全な減量とされています。
アスリートだったり医師からの指示がない人は、それ以上の減量を目指さない事をオススメします。