トレーニング普遍の原則
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回はトレーニングの原則についてです。
前回まではトレーニング原理についてでしたが、本日は原則についてです。
原理と原則の意味の違いをもう一度確認すると、
・原理=必ず守る事
・原則=基本的に守る事
原則は、例外な事がなければ守らないと効果が出ないと言うことになります。
そのうちの1つの原則を紹介します。
全面性の原則とは?
トレーニング原則の1つとしては全面性があります。
言葉の通り、全面的に鍛える事が原則の1つとしてあります。
筋肉は600を超える数があるため、偏ったトレーニングをするとアンバランスになり怪我にも繋がるのです。
例えば、お腹を凹ませたいからといって腹筋だけを頑張る人が多くいますが、これは反対の腰や広背筋とのバランスが崩れるため、腰痛のリスクも高くなります。
またそれだけでなく、肋骨の角度も狭くなるため、呼吸が浅くなり不眠になる事に繋がる事もあります。
全身の筋膜の繋がりを考えれば、当然全身を鍛えるべきなのです。
全面性の原則の例外は?
例外としては、箇所を痛めてる場合や、先天的な機能不全がある場合です。
例えば腰椎椎間板ヘルニアを持っている場合であれば、腹筋のような腰を丸めるような筋トレは避けなければなりません。
また、スポーツ選手などの場合は、スポーツに必要のない動作は排除するケースもあります。
これは以前のブログでお話した
【特異性の原理】を優先して、できる限り全面性の原則にそってトレーニングを行う事が基本となります。
まとめると、
基本は全面的にトレーニングを行い、例外の場合はなるべく原則を崩さずに行うようにしていきます。