トレーニングの普遍の原理

こんにちは。SPTの小野寺です。

本日はトレーニングの原理原則について、何回かにわけて書いていきたいと思います。

今日はそのうちの原理についてですが、ここで原理と原則の違いを確認しましょう。

まず原理ですが、法則に近い考えかと。

なので、

原理=守らないといけないこと

となります。

次に原則は、調べると仕組みに近い考え方のようです。

なので、

原則=基本的には守らないといけないこと

とされています。

ですので、どちらも守るべき事ですが、

原理があって原則があると理解して頂けたらと思います。

トレーニングには、3つの原理と5つの原則があります。

トレーニングの3つの原理のうちの、本日は1つ紹介いたします。

可逆性の原理とは?

可逆性の原理とは、

【一定期間行っても、辞めてしまえば元に戻る】

という原理になります。

継続性とも言いかえられます。

トレーニングの目的としては、第一に身体を変えていくという目的があります。

この変えていくという目的にプラスして、

【身体が退化させない】と言う事も同じくらい大切になってきます。
※私はこちらの方が大切だと思っています。

体力には二種類あり、

・行動体力=筋力、持久力、平衡性など

・防衛体力=生物的、生理的、精神的なストレスに耐えるなど

特に行動体力は、80代の方が10代の動きをしようと言うわけではありません。

どう考えても、それ相応に体力レベルというのは落ちてくるというのも科学的にわかっています。

ただ、その下がっていくのをできる限り食い止める事も、トレーニングにはとても大切になってきます。

一定期間筋トレをして身体が元気になっても、また一定期間やめれば元に戻るどころか、

そのやめた時間の経過が長ければ長いほど体力レベルは落ちるため、結果として退化してしまいます。

ご自身で続けられる方法で、トレーニングは続けた方がいいのであります。