腰痛と身体の使い方
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は腰痛についてですが、膝痛や股関節痛にも通じるお話しです。
2日前のブログでも腰痛について書いていきましたが、腰痛には二種類あり、
・急性腰痛
・慢性腰痛
前者の急性腰痛は、まず医療機関で受診して、基本は安静とアイシングです。
そこから完治する人もいれば、痛みが慢性化してしまう人もいます。
これは回復力の問題と、普段のライフスタイルにもよるかと思われます。
後者の慢性腰痛でも大きく二種類あり、
・何もしなくても痛い
・動かすと痛い
前者の場合、まだ急性期の痛みを引きずっている可能性もあるため、再度医療機関への受診も念の為した方がいいかと思います。
というのも、腰痛の場合は腰部や腹部の奥にある内臓も近くにあります。
もしかすると、内科的な問題があるケースも本当に稀にあります。
※まだ私は幸い、そのような方に会ったことはありませんが
内科的疾患の方が命に関わるため、念には念を入れて受診をオススメします。
動かした際に痛みが走る場合は、体の動かし方の問題があり得ます。
SPTにいらっしゃるほとんどの方の痛みは、動かした際の痛みのケースです。
腰部というのは、関節の可動域がほとんどないような箇所です。
屈んだ時に痛む人も、腰の問題ではなく股関節の問題であったり、腰部の上の胸郭(胸椎)の問題が強かったりします。
股関節や胸椎の可動域が狭いから、腰部を動かしすぎて痛みが出ます。
トレーニングの目的としては、正しい動きを習得する事で、腰部の負担を軽減し、痛みの出づらい身体を作っていきます。