プラス思考も良し悪し
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回はブラス思考についてです。
プラス思考というと、凄くポジティブなイメージを持ちますが、ただのプラス思考と言うのは全く意味をなさないと思っています。
それを思わされたのが、私が自己啓発系の本を読み始めた22歳くらいの頃です。
自己啓発系の本は、何かの分野に対して書いてあるわけではなく、人間としての土台について書かれていることが多いです。
本の多くに、迷わずいけ、行動力が大切だと書かれています。
失敗してもいずれ成功に変わった時に、その失敗は財産になるとか。
私自身、今でもそのような考えを持って行動していますが、当然ですがこの考えだけで行動する事は本当に危険です。
22歳くらい頃、この頃に思い切って前職(整体)を辞めてフィットネス業界に入りました。
※正確には、戻りました。
こういう突然の行動力のおかげで今は楽しく仕事をさせて頂いているのですが、今思えば
【ある程度の見通しをたてて行動する】事をしてなかったように思いました。
だから、開業するのも29歳と遅くなりましたし、結果として見通しをたてなかったことが遠まりになってしまったのです。
これはトレーニングでも同じで、とりあえずこんな感じのトレーニングをやろう!と知識無しで行うと、
効果以前にケガのリスクも上がり、結果効果が出るのが遠回りになります。
それよりも、ある程度基礎知識をつけることで見通しがたてられ、安全かつ効果的に出来るのです。
プラス思考、ポジティブシンキングという言葉は大切ですが、何も考えずにその状態でいる事は、どんな人よりも危険なようにも思います。
私自身もそうならないように、【ある程度の】見通しをたてながら人生を生きていきたいと思います。
※あまり決めすぎると人生つまらないので、多少のロックンロールな気持ちも持っています!