一度学んでも終わりじゃない

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回はイノベーションについてです。

よくトレーナーはどんな資格を取るのですか?という質問を受ける事があります。

私にとって資格は、大切ではありますが最重要ではないと考えています。

パーソナルトレーナーやピラティスの資格は、指導する上で最低限の知識をつけるための資格となります。

この【最低限】というのがポイントで、運転免許みたいなものです。

車を運転するにも、免許の取りたてはあまり上手じゃないのと同じで、それから経験で上達するものですよね。

一般の運転の場合は決まった作業のため、(プロのドライバーは別として)経験を積めば上達します。

しかし、仕事の場合はそうはいきません。

そこには必ず【人】が関わるため、マニュアル通りにいかないことが多数あります。

人には一定の行動パターンはある程度決まっていても、遺伝や環境によって造られた【感情】というものがあります。

その感情によって行動パターンが変わったり、性格が違ったりとした個性が造られてきます。

性格や身体付きなどが違いますので、一定のマニュアルだけを学んで仕事をするという事は、今の時代はロボットが一番優秀になってしまっています。

今後はITがどんどん発達するため、一定のマニュアルに頼った知識だけではやっていけなくなるでしょう。

そうならないために、トレーナー、いや人を介する全ての職業には

【学び】というのが一生大切になってくると思います。

今のところ人間にできてロボットに出来ないことは

【独自化する】事だと思っています。

ロボットは再現性をするプロなので、人間はその反対をいかなければ人の価値がなくなります。(ロボットに比べ)

長くなりましたが、トレーナーは資格を取ることよりも、ずっと学習を出来るかがポイントだと私は考えています。