階段の上り下りで腰が痛いのは何故か?
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は腰痛について。
このブログで何度か腰痛について書かせて頂いていますので、勘がいい方はタイトルだけでもわかる人もいるかと思いますが、お付き合い下さい。
まずタイトル通り、階段の上り下りで腰が痛むという人を多数お聞きします。
今まで屈むと痛むなども多いのですが、このパターンも多くいます。
で、実際このパターンの方は高レベルな腰痛と私は判断します。
過去のブログでも伝えている通り、この時の大前提は
【根本は腰が原因じゃない】事を前提にしましょう。
まず人間は階段を上り時は、どこの関節を動かしていくかが大切になります。
大きく見れば全身運動なのですが、動く関節に注目する時はやはり股関節です。
ここであげている脚の動きとしては
・股関節屈曲(もも上げ)
・膝屈曲(膝を曲げる)
この2つの関節の動きを組み合わせています。
それ以外にも、反対脚の股関節伸展などもありますが、ここでは触れずに進めます。
そもそも股関節屈曲出来ているのか?
股関節屈曲が正常に出来ているかを簡単にテストする方法が2つあります。
① 仰向けに寝て、手を使わず片脚を膝を伸ばしたまま持ち上げていく方法
② 同じく仰向けで、手を使わず膝を曲げながら腿を持ち上げていく方法
仰向けでスタートする時を0°として、
①は脚が45°〜90°、(出来れば90°)
②は125°
上がっているのが正常となります。
これ以上上がらない場合、股関節の機能が低下しているため、腰に頼った生活をしてしまうため腰痛を引き起こす原因が考えられます。
腰痛で悩んでいる方、仰向けでテストしてみて股関節に問題がないかチェックしてみて下さい。