運動時の服装

こんにちは。SPTの小野寺です。

昨日分が更新できていなかったため、本日二本目のブログです(笑)

今回は運動時の服装についてです。

運動時の服装で、最近はだいぶ減ってきましたがまだたまに厚着を着て運動をする方がいます。

これの目的が何なのかが大切で、もしそれが脂肪を燃焼させるためでしたらなんと非効率なやり方かとなってしまいます。

何故非効率なのかを説明すると、

まず脂肪を落とす場合はカロリーを消費させますよね。

このカロリー消費をするにあたっては、1時間あたりの活動強度(METS)×体重となります。

例えば、半袖で腕を振りながらゆっくり歩くのをトータル1時間行ったとしたら、1時間あたりのMETSは3メッツです。

体重60kgであれば

60×3=180kcalになります。

これは本人的にはそこそこきつい運動だったとしましょう。

では、厚着の状態で行うと、腕を振る大きさやスピードが落ちてくる可能性があるため、

結果METSが落ちる可能性が高くなります。

仮に2METSに落ちてしまえば

60×2=120kcalとなります。

これはまだ強度低い運動なのでこのくらいの差ですが、ランニングなどになればもっと差が大きくなります。

人間は体内の1%の水分が減るだけでも、10%ほどパフォーマンスが低下してしまうのです。

さらには、

・吐き気

・めまい

・震え

などのリスクも増えてしまうため、必ず水分が減りすぎないような取り組みをした方がいいです。

なので、私は特別な理由がない限りは半袖で運動を行なって貰うようにしています。

運動前はちょっと寒いんじゃないかくらいの服装や温度が適しているのです。

ちなみに、運動後の体重減少は水分が減っているだけなので、それなら運動でやらずサウナでも同じなのである。

私は運動は汗をかくためのいう定義はなく、

筋トレならその部位に効かす、有酸素運動なら脂肪を燃焼させる事を大切にします。