先生は孤独
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回はトレーナーの仕事について、私なりの考えを書いていきます。
私はあまりそういう風に思っていないのですが、多くのお客様から
【先生】と呼ばれています。
人生の先輩方からそのように呼んで頂けるのは恐縮なのですが、
呼んで頂く事でより責任感を感じられます。
この【先生】という立場は、どうあるべきかというのを常日ごろ考えています。
先生といえば、身近な例だと教師が真っ先に浮かびます。
私自身は大学には行っておりませんが、専門学校までの出会った先生は色んなタイプの先生がいました。
・熱血系先生
・褒めてくれる先生
・放任主義の先生
多くはこの3パターンほどですが、私自身はどの先生にも良さがあると思っています。
トレーナーやセラピストにも様々なタイプがあるように、このように色んな人がいていいと思っています。
色んな先生がいますが、私はこのタイプにだけはならないようにしようと考えています。
【自分のために事をする人】
例えば、勉強の出来ない子どもに物凄い手をかけてくれる先生がいたとします。
けど、その子どもは宿題もやらないし自習や復習も全くやりません。
そんな時に、
・何故やらないんだ!?
・お前のためを思って言っているんだぞ!?
などと言った言葉を強く口にしてしまうのは、これは子どものためではなく先生自身のためですよね。
何故なら、勉強するしないは子どもの自由ですし、
いい高校や大学に行く行かないも子どもの自由のはず。
もしやって欲しいなら、勉強する重要性を上手に教えてあげて、それでやる気になればやればいいし、それでもやらなければそれでいいんじゃないかと思います。
私は子育て経験がないので、今の考えであって数年後考えが変わっているかもしれませんが(笑)
トレーナーの立場で考えたら、ダイエットしたいお客様がもの凄い暴飲暴食をしてしまって、何故ですか!?と言うようなもの。
あるいは、こちらの伝えてる事が上手く理解できず、怒りまで行かなくても感情的になってしまうなど。
これは完全に相手の事を思った指導ではなく、自分色にお客様を染めたいトレーナーです。
そしてこのような指導者の多くは、
【成功したら自分のおかげ。失敗したらあなたのせい。】
このタイプのトレーナーって、結構いるんです(笑)
こういうトレーナーやインストラクターって、お客様よりトレーナーが目立とうとするんですよ。
指導者の立場は学校の先生と共通点があり、
生徒(お客様)の成功は確実に自身のおかげですし、失敗は指導者のケースも自身のケースもあります。
言ってしまえば、トレーナーなんてのは脇役なんですよ。
だからカリスマトレーナーなんて言葉、ちょっと何言ってるかよくわからないです。
※サンドウィッチマン風
私自身もそう言った意味での勘違いトレーナーにならないように、日々気をつけていきます。
長くなりました。失礼します。