屈んで腰が痛む時

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は屈めて腰を痛む時の注意点です。

顔を洗う時、荷物を取る時、何かミスをして頭を抱える時、

様々なシチュエーションで腰を屈める事があるかと思います。

もともと人間の背骨(脊柱)は24個あり、1つあたり5度ほどしか動かないものになっています。

分類としては、

① 頚椎(首の骨) 7個

② 胸椎(胸の骨) 12個

③ 腰痛(腰の骨) 5個

となっております。

このように、腰の骨自体5個しかないため、他の背骨に比べて動きが出づらくなっています。

股関節が硬いと腰椎に負担がくる

腰椎が動く時というのは、同時に仙腸関節(骨盤)も動く事が多いのです。

この仙腸関節は3〜5ミリほどしか動かないため、動きすぎるとものすごい負担になります。

この仙腸関節の下にある関節が股関節になります。

股関節の動きが悪い人は、仙腸関節腰椎を過激に動かす癖が出るために痛める事が多いのです。

こういう痛みの方は、いくらマッサージでほぐしても大概良くならないケースがほとんどです。

結局は動きの癖なので、そこを治す作業が必要になってきます。

屈めて痛い方は、身体の動きの癖を治すことがすごく大切になってきます。