ヨガ教室でけが人多発!?

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は前にニュースになっていたヨガ教室についてです。

テレビで取り上げていたそうなのでご存知の方も多いかとおもいますが、ヨガ教室でのけが人続出というニュース。

一言で言えば、本当にあってはならないニュースで、その教室は論外ですね。

いまやフィットネスクラブよりもヨガ教室の人口のほうが多いとされており、それだけ需要のあるエクササイズなのです。

しかしSPTのような小さなプライベートレッスン専門のお店では、

【いきなりグループでヨガやピラティスをやるのは怖い】

という方も多く新規でいらっしゃいます。

この背景には、こういった怪我人続出ニュースを知ったり自身が経験したというのも少なからず影響しているのではないでしょうか。

何故これだけのけが人が続出してしまったのかを、私なりの3つの観点にまとめました。

なお、ここでのヨガ教室はグループクラスに限定します。
※多くはグループクラスの怪我人だと思い、プライベートレッスンでなっていたらそれこそ論外なため

① インストラクターレベルが低い

運動指導をする上で気をつけることと言えば【怪我】。

安全を守れないようではやる意味すらないと言えます。

レベルと言っても様々ありますが、ここで言うレベルは【機能解剖学】を必要最低限すら理解していないこと。

以前もスポーツジムスタッフ(受付ではなく指導者)に、広背筋の場所がわからないというスタッフもいました。

インストラクターはヨガのポーズが取れればいいというわけではないはずです。

② 上からの指導不足

フィットネスクラブなどにも、社員なのに解剖学を学習しない人が大勢います。

こうなってしまっては、アルバイトスタッフがわからないのも無理がないですよね。

昨日のブログにも書きましたが、繰り返し学ぶというのは何歳になっても必要なのだと思います。

③ 経営の拡大化

一番の論点はここだと思います。

一つのクラスに20人以上のクラスというのは、インストラクターができることと言うのは限られてしまいます。

何故なら、レベルの高い動きになると怪我のリスクは高まるため、簡単な動きしか出来なくなります。

ずーっとレベルの低い動きをしていると、慣れてきたお客様は飽きてくるし身体の変化も薄れてきます。

飽きさせないようにレベルの高い動きをした結果、インストラクターもサポートしきれず怪我をしてしまうという予想がつきます。

こうならないためにも私の考えは

① 定員制または予約制にする

② クラス時間を小分けにして増設する

③ 社内全体で教育する(上下関係なく)

もうあのようなニュースは聞きたくないですね。