知識なしでトレーニングすることの危険性

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回はトレーニングについてです。

人は腰痛になったり四十肩になったりしますが、

以前ブログでお話したとおり一定のサイクルがあります。

簡単におさらいすると、

生活習慣による筋肉のアンバランスがでて、動作や姿勢が変わって、脳がそれを覚えて、悪い姿勢や悪い動きを繰り返した結果

【疼痛(痛み)】に変わってきます。

いつも重い荷物をリュックに背負っている私は、何も気にしなければ物凄い首に負担がきて痛めてしまいます。
(実際かなり昔痛めたことあります)

リュックは荷重が後ろにかかるため、頭部は前方に持っていかれやすくなります。

ずっと極端に前に出ていれば、筋肉のアンバランスがひどくなり痛めそうですよね。

このような日常でも危険がいっぱいなのに、トレーニングとなるともっと負荷が強くなります。

例えばスクワット。

姿勢にいいと聞いて、これをデスクワーカーで腰椎と胸椎が丸まっている人が何もしらずに雑誌を見様見真似で行ったらどうなるか。

しゃがむ時に膝が前に出て、腰椎や胸椎は丸まり、頚椎の上はどんどん反っていきます。

本来このデスクワーカーの例であれば、丸まっているところを伸ばしたいのに、何も知らずに行うと逆効果をおこし、

これが1日や2日ならいいのですが、1ヶ月、2ヶ月、あるいは1年と繰り返せば

膝を痛めたり、最悪は腰椎椎間板ヘルニアなどのリスクが高くなります。

こうならないためにも、トレーナーだけでなく一般の方たちも身体の知識やトレーニングフォームを

【ある程度】知識が必要だと感じます。

昨日のブログでも、メンタル(気持ち)が先行せず、知識や技術があってのメンタルですので、

気持ちが先走って行わず、しっかりとした知識がある人から助言を受けてトレーニングを開始することをオススメします。