腰痛の時は安静にすべきなのか?
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は腰痛についてです。
腰痛で悩む方、本当に多いですね。
おさらいで、腰痛に大きく分けて二種類あり、
① 何もしないでも痛む
② 一定の動きで痛む
①の場合は、いつ何時も痛みが出ている方。
このタイプは、基本医療機関での役割が大きくなるため、
必ず整形外科の診断は受けるべきです。
最悪の場合、腰ではなく内臓の問題を抱えている可能性もあるため、
それだと内科系の治療が必要になるからです。
②のタイプも、一度診断を受けるべきですが、多くの場合は湿布渡されて終わりです。
【安静にしてね、お大事に】と。
当然、安静にしてれば多少よくなりますが、大半またぶり返します。
これには痛みを引き起こす負のスパイラルがあるからです。
そのスパイラルは、
【筋肉のアンバランス→動作の悪化→悪い動作の習慣化→脳がそれを覚える→不良姿勢、不良動作→腰痛】
例えば、デスクワーカーであれば、首が前に入りやすいですよね。
この姿勢は、首の前後バランスが崩れ、その姿勢で3年過ごしたとします。
そうするともうその姿勢が習慣化してしまい、脳が勝手にその姿勢が楽だと思ってしまいます。
そうすると、立ってる時もその姿勢をインプットしてしまい、首が前に行く姿勢になっていき、
首が前に行くと結果的に背骨全体が崩れるため、腰痛を引き起こします。
安静にしていてもダメなのはこれでわかりますね。
ならば、このスパイラルを抜け出すには、
【不良姿勢と不良動作を改善】しなければなりません。
不良姿勢だけならばストレッチやマッサージでもいいのですが、
動作も一緒に変えるとなると、やはり正しい動作学習が必要です。
その手段として、SPTではピラティスのメソットを取り入れて、
腰痛の根本から改善していけるように努めています。
【安静にしてください】
腰痛に悩む方の大半は安静にしないで下さいね。