ダイエット運動はキツイ方がいいのか?

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回はダイエットの運動強度についてです。

まずダイエットの意味を復習しましょう。

ダイエット=減量。

要は体重を減らすという事です。

で、減量の時に一番大切なのは食事のコントロール。

それプラス、運動でのカロリー消費を狙っていくわけです。

さて、この時キツイ運動をした方がいいのか?

それとも楽な運動を長時間続けた方がいいのか?

この辺りは悩む方も多いのかなと思います。

結論から言えば、

① キツくて長くやる

② 楽だけど長くやる

③ キツくて短くやる

④ 楽で短い時間

この順番が、カロリー消費の基準になります。

どのように計算しているのか。

まず計算式が

体重×METS×時間=消費カロリー

となります。

例えをあげます。

例① 一般的な時速5キロほどのウォーキングが3メッツとされています。

体重60キロで3メッツの運動を1時間行うと何キロカロリー消費するでしょう?

さぁ、電卓を叩いてみましょう!

答えは出ましたか?

正解は

60×3×1=180kcalです。

ちなみに掛け算ですので、体重が重い人のほうが消費カロリーが多くなるのですよ。

では続いて、

例② 体重60キロの人が水泳のクロールを全力(個人差ありますが9METS)で15分間泳ぎました。この時の消費カロリーは?

では電卓を。

では答えです。

60×9×0.25=135キロカロリー

このように全力で15分と、ゆっくり軽い一時間であればゆっくりのほうが消費量が高いことがわかります。

だから、水泳選手のように全力泳ぎをたくさん続けられれば水泳はかなりの消費量ですが、

あまり泳げない人がプールでダイエットを求めてもそれほど効果が望めないですよね。

なので、

一番はキツイ運動を長くできれば一番痩せられます。

ただ、いきなりそれやると怪我するので、初心者は軽い強度を出来るだけ長い時間、

もっといえば高頻度で行う事が大切になってくるのです。