姿勢がいいと何がいいの?

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は姿勢についてお話しします。

よく姿勢をしなさいなんて小さい頃に言われた経験があるかと思います。

これは単に見た目がだらしないとか、それだけの問題ではありません。

姿勢が崩れているという事は、身体の痛みを引き起こす要素が多くなってきます。

その部分を解説していけたらと思います。

なぜ姿勢が悪いと痛みを引き起こすのか?

まず身体には200を超える骨と、600を超える筋肉があります。

これは人間で生まれてくれば、先天的なものを除けば全員同じようについています。

その多くの骨と筋肉を支えるために、基本二足の足で立ち、重力に逆らいながら生活しています。

人間は軸に対して伸長、【抗重力伸展活動】と言われる動きで、

重力に負けないように身体を引き上げていなければいけません。

これが過労や運動不足により、身体の筋肉が【抗重力伸展活動】できなくなり、

どんどん重力に負けて、身体が丸まっていってしまったりそり腰が酷くなってしまいます。

そうなると、元にあった身体のアライメントでなくなるため、異常を察知して痛みを感じてしまうわけです。

だからSPTで最初に必ず行う事は、姿勢の分析から行っていきます。

まず重力に対してちゃんと身体が耐えられているのかどうかを見ることで、運動での怪我のリスクを分析していきます。 

もちろん姿勢が崩れていても痛みを感じない人もいます。

ただ痛みを感じないだけで、身体は異常なのかもしれません。

もし姿勢などの分析をせず運動を行う事で、身体を痛めてしまったら元も子もありません。

感覚だけで運動を行わずに、キチンと姿勢や動きを見ていくことをSPTでは大切にしています。