走って膝が痛い原因は?

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は膝痛についてです。

膝痛にも大きく分けて二種類あります。

① 何もしなくても痛い

② 一定の動きをすると痛い

まず①に関しては、痛みのある部位の原因が考えられます。

その場合、一旦医療への受診をオススメしています。

レントゲンなど様々な医療ならではの診断を医師にしてもらい、治療が必要なのかどうなのかを判断してもらってください。

もしかしたら、外科的な要因だけでなく、内科的なことが見つかるケースもあるからです。

②に関しても出来れば一度受診をした方がいいですが、このパターンは膝以外からきているケースが多いです。

例えば、

・しゃがむ時に痛い

・走ると痛い

・階段の下りが痛い

このような時の膝の役割は、

【足首と股関節の架け橋】となっているのです。

痛む場所にも寄りますが、例えば走ると膝の内側に痛みがあるとします。

膝の機能には、

・曲げる

・伸ばす

・軽度に内に捻る

という動きがあります。

足首や股関節は多方面に大きく回る動きをしますが、膝は軽度にひねるだけで直線的な動きです。

この軽度にひねる動きが強くなると、膝へのストレスが強く増してしまいます。

と言う事は、足首あるいは股関節、もしくは両方の可動域が狭くなってしまうと、膝の捻りの動きが強く出てしまいます。

よって、本来ない動きをするため膝へのストレスが強くなり痛めてしまいます。

この流れから考えると、膝の②のパターンの多くは足首や股関節を良くする事が近道となります。

一旦関係なさそうな所をトレーニングする事が、身体のメンテナンスに繋がるのです。