腹筋すると腰が痛いのは何故か
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は腹筋運動についてです。
先日、いつだったかツイッターの急上昇キーワードに
【カールアップ】というワードが上位にありました。
カールアップとは、いわゆる上体起こしのようなトレーニングです。
よく一般的には【クランチ】や【シットアップ】という方法が採用されますが、
カールアップはクランチなどとやや違うところがあります。
カールアップとクランチの違いは?
画像のような形が腹筋運動ですが、カールアップの特徴は
【腰椎椎間板の負担が少ない】のが圧倒的なメリットになります。
この椎間板への負担が少ないことから、カナダかどこかの研究機関の推奨がもらえたとのことです。
では違いは何かというと、
【体全体を丸めるのはクランチで、胸を張ったまま起こすのはカールアップ】
と覚えておいてください。
正確には、骨盤のニュートラルポジションというのをキープしたまま起こしていくのが大切になってきます。
この写真は微妙ですが、若干クランチよりかなと思います。
クランチのメリット
クランチのメリットとしては、腹直筋といういわゆる6パックの筋肉に刺激を入れられます。
人の腹筋はもともと6パックに割れていますが、
その6パックをより大きくして際立たせるにはクランチは最高のトレーニングかと思います。
カールアップのメリット
クランチと違って腹直筋に入らないぶん、深層の筋肉へのアプローチが可能です。
特に腹横筋や横隔膜といった身体の芯を支える筋肉を鍛えることで、
身体のコルセット機能が強化され、腰痛の対策に効果的です。
カールアップの手順
画像がなくてすみません。
① 仰向けに寝て、ももと膝を直角にあげます。
② 腰は丸すぎず、反りすぎずの中間くらいを意識
(ちょっと腰に負担がある人はちょっと丸めてOK)
③ 両手は頭の後ろ、胸を張り、顎を引く
④ その姿勢をキープしたまま上体を起こす。
腹筋すると腰が痛くなる人の特徴
このような特徴の人は、簡単に言えば姿勢のキープができていないケースが多いです。
キープできないから腰に頼る動きが入ったり、反動を使ったりして痛めてしまいます。
これを動作パターンの一つとして考え、この腹筋に力が入らない原因を探していくのが我々の仕事になります。
やってみて難しい方は、ぜひご質問ください。
ご質問で特に料金を戴いたりしないのでご安心を(笑)