肩甲骨とお腹の引き締め
こんにちは。横浜関内のパーソナルトレーニングジムSPTの小野寺です。
今回は、肩甲骨とお腹の引き締めについてお話しします。
肩甲骨というワードを聞くと、肩こりなどに有効なのは連想されるかと思いますが、
実はお腹の引き締めにも大切な役割があるのです。
写真のブルーに塗られている箇所は、前鋸筋という筋肉です。
こちらの筋肉は、肋骨から肩甲骨に付着しており、主に肩甲骨と背骨を引き離す時に力を発揮します。
日常生活では、電車のつり革を持つ時や、何か物を押す時などに使われます。
写真のブルーのすぐ下に、大きなお腹の筋肉があるかと思います。
こちらは外腹斜筋という筋肉で、お腹の筋肉の中でも1番面積の大きな筋肉となっています。
この前鋸筋と外腹斜筋は、実は筋膜という繋がりによって連動して使われやすいのです。
確かに写真をみると、何だか繋がってそうな感じがしますよね。
前鋸筋をトレーニングで使えると、お腹が凹みやすいというメリットがあるため、
上体を起こすような腹筋をしなくても良いとされます。
前鋸筋をよく使うトレーニングとは?
前鋸筋をうまく使うには、
・押す動作(肩甲骨外転)
・腕を上げる動作(肩甲骨上方回旋)
となっております。
これをシンプルに使えるのは
【プランク】
というトレーニングがとても有効です。
プランクは腕立て伏せの姿勢をキープするのですが、この姿勢をキープするのが結構大変なのです。
主に、
・背中を丸めない
・腰を反りすぎない
・頭を下げない
この3つを意識して行うと、前鋸筋と外腹斜筋を使ってお腹を引き締める事が出来ます。
是非、動画を観ながら実際してみて下さい!