肥満と病気のリスク②

こんにちは。横浜関内にあるパーソナルトレーニングスタジオSPTの小野寺です。

今回は、前回の続きで肥満と病気について書いていきます。

【肥満が及ぼす病気などのリスク】

高血圧症

血圧とは、血液が血管を押す力のことを言います。

高血圧症の方は、血管の圧力が強いことを示します。

心臓から収縮して血液を押し出す瞬間が一番圧力がかかり、この時の血圧を収縮期血圧(一般的に上の血圧)と言います。

心臓が拡張した時の血圧を拡張期血圧(一般的に下の血圧)と言います。

血圧の怖いところは、自覚症状がほとんどないことです。

知らぬまに蝕む事で、サイレントキラー(沈黙の殺し屋)とも呼ばれるほどです。

高血圧症のリスクとしては、

・動脈硬化

・脳卒中

・虚血性心疾患

など、脳血管系と心疾患の死亡リスクを高めることになります。

血圧が高くなる原因

血圧が高くなるのは大きく二つの原因があります。

① 血管の収縮の原因

血管の収縮が正常に行われなけば、当然血圧が高くなります。

この場合、毎日の日課として簡単なストレッチやウォーキングはとても有効な手段となります。

② 体液を貯蓄してしまう

簡単に言えば、体がパンパンにむくんでいる状態のことを指します。

この場合は、先ほどの運動に加えて減塩をすることが大切になってきます。

近年の高血圧症の方では、合併している方がほとんどです

有効な手段

先ほども述べたように、簡単なストレッチやウォーキングが最適になります。

血圧を下げないことは、身体を緊張させないことが最優先になります。

なので、出来るだけなるべく苦痛にならないような運動を取り入れるのが最適です。

例えば、ウォーキングであれば、朝の通勤ルートを少し遠回りして歩くなどが挙げられます。

何事もリラックスすることが一番大切になってきます。