肥満と過体重の違い

こんにちは。横浜関内にあるパーソナルトレーニングスタジオSPTの小野寺です。

近年は食の欧米化や車社会などによって、肥満に対する危機感も増してきております。

一方で、肥満に対する危機感は持ちつつも、間違ったアプローチ方法をしてしまっている人も多いのは確かです。

今回は、肥満と過体重について、またそれの正しい思考をお話しします。

肥満と過体重の違い

まず、肥満についての意味を確認します。

肥満とは、

【体重が増え、脂肪が過激ついている状態】

を示します。

対して過体重(オーバーウェイト)とは、

【正常に比べ、体重が重いこと】

を示します。

なので、肥満はオーバーウェイトでありながらも、体脂肪が過激についている状態を示します。

ACSM協会の調べによる体脂肪率の基準値は、

・男性 10〜22%

・女性 20〜32%

となっており、これ以上でありオーバーウェイトの方は肥満に当てはまり、

体重は軽いけど体脂肪はオーバーしている場合は隠れ肥満となります。

肥満に対する正しい思考

体には脂肪以外にも、筋肉、骨、水分など様々な組織が存在します。

この組織の中で落としたいのは間違いなく脂肪です。

水分や筋肉を落としてしまっては、当然待っているのはリバウンドという運命です。

ちなみにリバウンドというのは、ただ元どおりになるだけでなく、以前いた体型よりも

「太って」

帰ってくることがほとんどです。

なのでそのためにも、筋肉や水分を減らさないようにして下さい。

そのために、次に書くことをしている方は、今すぐに辞めることをお勧めします。

① 毎日の体重の誤差を必要以上に気にする方は、気にしないか一旦体重測定をやめましょう

500グラム増えただけで落ち込んでしまう方がおりますが、安心して下さい。

500グラムなんぞ、ちょっと食べすぎれば体中に水分が蓄えられます。

いわばむくみというもの。

そんなものは、一日ちょこっと食事量を調節したり、軽く半身浴して汗をかけば元に戻ります。

体脂肪はそんなすぐにつくものではありません。

それでも気にしてしまうなら、いっそ体重計を捨ててしまいましょう(笑)

② 汗かきダイエット

これほど意味のないものはありませんので、すぐにやめましょうね。

水分とむくみが出るだけなので、脂肪はほとんど燃焼しません。

正確には多少の燃焼度はあるみたいですが、同じ時間やるならカラオケで歌った方が燃焼します(笑)

ただ、汗をかくのは気持ちがいいので、ダイエット目的ではなく、

きちんと水分を摂りましょう!

以上、これらは脂肪燃焼に意味がないので、気にしてた方は気楽にダイエットしましょうね!