呼吸はトレーニングの基礎である
こんにちわ。SPTの小野寺です。
今回はトレーニングの基礎についてお話しします。
先日ある方のブログで、
「風邪の予防は手洗いうがいが基礎なのに、R-1ヨーグルトで予防しようとする」
加えて、
「基本の手洗いうがいがあってのR-1ヨーグルトなのに、手洗いうがいもしてないのにそれをとっても意味がない」
という記事でした。
これには、深く納得させられる所がありました。
私自身も、ついついうがいを忘れてしまう事があるので、今後気をつけていこうと思います。
さて、この言葉から学べるのは、
・手洗いうがい=基礎
・R-1=応用
となります。
何事も基礎があっての応用なので、いきなり応用をやってもなんの意味もなさないと言うことです。
これはトレーニングにも同じ事が言えます。
例えば、TVでスクワットの特集をやっていたからやってみようというのは素晴らしいのですが、
そもそもその人にとってスクワットが必要かどうかが大切になります。
人間の身体は、初めに深層(インナーマッスル)の筋肉が働き、続いて表層(アウターマッスル)の筋肉が働きます。
スクワットを行う時も、通常の状態であれば深層の腹筋群や背筋群が働き、そこから表層の太ももや臀部が働きます。
普段運動しない人のほとんどは、インナーマッスルの働きが悪くなっている方がほとんどです。
インナーマッスルが働いていない状態でスクワットをする事は、リスクとして膝や腰の負担が高くなります。
それであれば、インナーマッスルを活性化させてからスクワットをすればその人にとって
基礎→応用
という正しい順番になります。
「インナーマッスルを鍛えるの難しそう‥」
と思う方がほとんどです。
確かにキッチリ鍛えるのは難しいので、ここで簡単に出来るのがタイトルにある
「呼吸」
です。
何か運動をする前に、10回くらい深い深呼吸をしてみましょう。
こうするとビックリすることに
「息ってどうやって吐くんだろう‥?」
という方も中にはいらっしゃいます。
それだけ普段呼吸が浅くなっているので、意識的に呼吸をするだけでインナーマッスルは働いてきます。
流行りに流されずに、まずは基礎を知る事が大切です。