体幹の安定性

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は体幹についてお話します。

体幹を鍛えると、様々ないい事があります。

身体の痛みを軽減したり、身体を引き締める効果もあります。

今日はそれが何故効果的なのかを記事にしていけたらと思います。

【幹】がふにゃふにゃだったらどうなるか?

もしも木の幹が横に立っていたら、皆様はどんな気持ちになるでしょうか?

「いつ倒れるんだろう…」

たぶんこんな風に不安になると思います。

これ、人の身体で言えば体幹の部分になります。

身体の芯がふにゃふにゃしていたら、当然歩く時もふにゃふにゃ歩く事になります。

もちろんある程度背骨がしなる事は大切なのですが、あまりにも不安定で歩いてしまうと、手足にかかる負担が大きくなります。

それによって、

・身体のボディラインが崩れる

・腰や肩などを痛める

・スポーツが上手に動かせない

などの悩みが出てきます。

また、体幹の中でも【安定性】と【可動性】が必要な部位が分かれています。

まず、体幹とは大きく分けると

【手足を取り除いた部位】

を指します。

と言う事は、お腹を鍛えるだけが体幹トレーニングではないという事になりますね。

体幹で大きく構成されるのが、【骨盤】と【背骨】になります。

ここで大切な役割は、

骨盤、腰椎=安定性

胸椎、頚椎=可動性

が必要になってきます。

今日のテーマの体幹の安定性で言えば、骨盤周りの筋肉を強化する事が、体幹の安定性に特に重要になってくると考えられます。

骨盤はアナウンサー

骨盤帯は大腿骨と背骨を繋ぐ役割があります。

大腿骨は下半身の動きの主導で使われ、背骨は上半身の動きの主導になります。

それらをキチンとした方向に動かせるように、骨盤はバランスをとっています。

骨盤周りの筋肉がキチッとしてない人は、手足を思ったように動かせない傾向にあります。

TV番組で言えば、アナウンサーみたいな進行役がいない生番組みたいなもので、アナウンサーのような進行役がいないと番組として成り立ちません。

身体も、骨盤帯の筋肉の機能が悪いと、本来あるべき動きが出来ないという事です。

腹筋群、背筋群、臀部などの筋肉を鍛える事で、自身の身体に良い進行役を身につけましょう。