息をたくさん吐こう

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は呼吸についてです。

普段無意識に行っている呼吸ですが、パーソナルで指導させて頂くと、呼吸が浅くなっている方が多いと日々思います。

そもそも一日平均2万回ほどしていると言われる呼吸ですが、大切なのは回数よりも呼吸の深さにあります。

無意識で行えるため、意識的に行う事が少ない呼吸ですので、浅い事に気付かないというのが現実です。

血液循環説によると、そもそも人間は心臓から血液を送り出され、肺、脳、毛細血管などに行き渡り、それらに24時間営業で血液を送り続けています。

呼吸が浅くなると、肺の動きが悪くなり、血液を送り出す量が減ります。

となると、心臓に戻るための血液の効率が落ちるため、血流不足に陥りやすくなります。

血流不足になれば、当然体力は落ちますし、血管のサビによる血圧の上昇とも結びついてきます。

となると、呼吸が浅いだけでも、循環器系の影響も計り知れない事がわかります。

呼吸の意識の仕方

では、どのように呼吸を意識するのか?

ここでシンプルに大切なのは

【意識的に長く呼吸する】

事を意識しましょう。

これは個人差があるのですが、まず5秒吸って、5秒吐くことが出来るかやってみましょう。

これで心地よければ10回ほど繰り返し、少し長くてキツければ3秒ずつに減らしてみるのもありです。

ここで意識するポイントは、

【肋骨の動きを意識する】

事が出来れば、なお良いかと思います。

肋骨の場所がわからない人は、ググりましょう(笑)

息を吸うときは肋骨は横に開いて、吐くときに閉じてきます。

これを呼吸する時に少しでも意識すると、呼吸筋を正しく使えるため、血液がキチンと全身に行き渡りやすくなります。

意識が難しい時は、肋骨を触れながら行なうのもありです。

さぁ、今日から1日5分、呼吸の練習を取り入れてみましょう!