ダイエットにルールは作らない

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回はダイエットの考え方についてです。

皆さまはルールとガイドラインの違いはご存知でしょうか?

ルール=規制

ガイドライン=指標

この考え方を間違えると、ダイエットは相当苦痛なものになります。

例えば、甘い物が好きな人がダイエットをする時に、これは太るから絶対に食べないとルール(規制)を決めたとします。

これは当然痩せるはず、少なくとも体重落ちなくても体脂肪は落ちます。

この規制は短期的には効果的なのですが、中長期のダイエット、というより生涯の健康作りには全くの無意味なものです。

何故ならこのルール(規制)というのは

【破ったら最後】

だからです。

破った瞬間に、緊張の糸がプチっと切れてしまい、元どおりの生活に戻ります。

当然、生活が元どおりに戻れば身体も元に戻っていきます。

それなら、我慢してた時間はただの無駄な時間ですので、全くの無意味ですよね。

それならまだいいのですが、その我慢していた事で、今まで以上に食べてしまう事です。

人間の心理はルールを破ると罪の意識が強まり、さらにルールを厳しく傾向があります。

当然緩かったルールですら守れないわけですから、そのルールも守れません。

ルールを厳しくするうちに食べたい欲求が沸点にきた時は、何倍もの食欲になっているのです。

食べたい物は食べよう

ダイエットは、人生の大切な時間を犠牲にしてまでするものではありません。

付き合いで行ったお茶会で、みんなが美味しそうに食べているのに自分は眺めているだけなんて、

社会的な健康が失われるだけです。

ただ、甘い物をただ食べているだけでは変わらないので、そこで登場するのが

【ガイドライン(指標)】です。

例えば、普段気づいたらパクパク食べてしまうお菓子を

【イライラした時だけ】食べるとか、

普段からよくイライラする人は、(あまり良くないですが(笑))

【機嫌がいい日に食べよう】

とか、

【みんなといる時に食べると楽しいからその日に食べよう】

などです。

で、それ以外で食べていた時間は

【食欲予防で、普段からなるべく水を飲むようにしよう】

【おかしを食べちゃうから、普段から食物繊維を増やそう】

【食欲予防で、筋トレするようにしよう】

などのガイドライン(指標)を作っておきます。

ルール(規制)との違いは、心理的喪失感がない事です。

甘い物絶対ダメ!

ってして破った時は喪失感が半端じゃないですが、

食欲予防で水を飲むようにしてなくても、それで喪失感は出ないしまた次から頑張れば良いだけなのです。

ルールは上手くいかなかった時に逃げ道がなく、ドンドン追い込まれていき、リバウンドの最大の敵です。

短期での減量以外では、このルールは作らないようにして下さいね。