首が回らないのは背骨に原因があります
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は首の痛みについてお話します。
タイトルで首の動きには背骨となっておりますが、お気づきの方もいると思いますが首も背骨ですからね(笑)
迷ったのですが、一般的な認識では、背骨というのは背中を指すらしいのでそんなタイトルにしました。
まず背骨をみていきましょう。
このように首から腰まで背骨が繋がっていますが、頚椎の動き、特に上下の動きに関しては胸椎1.2番(背中の背骨)の動きがとても重要になってきます。
ここの動きが悪いと、頭部が前方に入りやすく、首の動きだけでなく全ての動きに無駄が生じてしまいます。
さらにこの上部胸椎は、肩甲骨の筋肉(菱形筋)の付着しており、肩甲骨の動きが悪くなるのです。
そうなると、首だけでなく肩の動きも悪くなり、肩甲骨は体幹の筋肉とも密接なため体幹も弱くなります。
胸を張るより身体を上に伸ばそう
どうしても猫背気味になってくると、肩甲骨を寄せる動きを皆さましがちです。
確かに肩甲骨を寄せる力も必要なのですが、寄せすぎのデメリットは物凄くあるのです。
肩甲骨を寄せると、肩が過度に後ろにいくため、物理的に考えれば頭は前に飛び出します。
こんな感じに。
これは大げさですが、胸を張るのも大切ですが、もっと大切なのは
【軸を伸ばす】
事が大切です。
軸を伸ばすとは、簡単に言えば重力に逆らう意識を持つ事。
それだけでも勝手に胸は張れますし、首の動きだって良くなります。
軸を伸ばす
日常からちょっとした意識を加えてみて下さい。