根性論が無くなる事を願う
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は、時代変化に伴うスポーツレベルについてお話していきます。
本日の午前は空きだったため、たまたまインターネットで野球について調べていました。
いつしかのGETスポーツという番組を動画で観ていたら、現代のメジャーリーグのバッティングの常識が変わったというテーマでした。
私も野球は好きなのですが、にわか程度なのであまり偉そうに語れないのですが、
まず従来は「ボールは強く叩け!」という教えが常識だったそうです。
私は野球を習った事がないのですが、経験者からすると常識らしいです。
強く叩くと、強いゴロが打てるため、守備の間を抜いたりその延長でホームランになるというのが従来の原理だそうです。
なので強く叩け=ゴロを打てという事になります。
では現代の考えはというと、「フライを打て」というように変わっているらしく、
強く打つは打つのですが、より「角度をつけて」打つ事をする事で、ホームランが出やすくなっているというのが現代式だそうです。
ただ、これは色んな研究者がデータを用いて研究を重ねた結果そうなったそうで、現在はプロ選手のみに適応してるらしいです。
このようにキチンと裏付けされた理論があると、再現性が産まれ、良い才能を潰す事もなくなります。
一昔前は、科学や情報が不足していたため、うさぎ飛びなどを体育でやらせていた時代があったそうですが、
なんと位までも似たような事を子どもにやらせる大人がいるという情報もチラホラ聞きます。
ネットやテレビ、雑誌など今はちょっと調べればそれなりの情報は手に入るはずなのに、
まだそんな事を教える大人がいるのかと思うと、今後はすごい研究者が科学を進歩させて、
そのような大人の教える立場を無くしてしまってほしいと心から願うばかりです。
逆にその環境になれば、良質な指導者の活躍が飛躍して、結果選手も一般もより正しい運動が出来ると感じています。
もちろん最低限の根性は必要ですが、キチンと科学的に考えられたスポーツやフィットネスがもっと広まる事の方が100倍大切であり、
私は研究者ではないですが、研究者が得た情報を収集して、皆様に提供していきたいと思っています。