首の痛みにおいて注意すること
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は首の痛みについてです。
首(頸)の痛みを抱える人というのはとても多いですね。
ズキズキとうずく痛みを疼痛と言うのですが、まずどう痛むのかを自力でもチェックする必要があります。
痛みには大きく2つで、
・何もしなくても痛む
・動かすと痛む
何もしなくて痛む場合は、急性の痛みが多くアイシングなどで安静にする必要があり、
外科的な措置をとって痛みが引かない場合は、稀なケースですが内科的な疾患も可能性としてあり得るので、医療機関への受診が必要になります。
大半はそれで緩和するケースが多いため、慢性的な痛みの場合は一定の動きで痛みが出るケースが多いです。
このケースの場合は、痛みが出ている関節に負荷がかかっているため、関連の関節の動きを改善する必要があります。
例えば、上を向くと痛む場合などでは、上を向いたどの辺で痛みが出るのかによって対処法が変わってきます。
私が昔寝違えた時などは、結構上を向いた時に痛みがあり、首の下の方(頚椎7番、胸椎1番あたり)に原因がありました。
ここでの対処は、
・まず冷やして安静
・緩和したら、そこら付近の筋肉を緩める
・関連の筋肉を使う
急性期の第一には安静で、幹部をよく冷やす事がマニュアルとされています。
幹部に熱を持っているため、数日は暇さえあれば氷水で冷やしましょう。
痛みがある程度収まり治ってきたら、そこからマッサージやストレッチをする事です。
出来ればストレッチをしていくと、縮んで射た筋肉が伸びて正常な長さになるため、再発予防になります。
ちなみに、急性期で痛くてどうしようもない時は、腕をほぐすのはオススメです。
前腕と上腕には、橈骨神経と言う太い神経があり、腕から頚椎まで繋がっています。
腕ををほぐすと、首まで痛みの緩和がいきやすくなるため大変オススメです。
間違っても、幹部をグイグイ押さないでくださいね。
完全に痛みがなくなったら、再発予防のために筋肉をつけていく必要があります。
主に体幹や肩甲骨まわりを強化していき、痛みに強い身体を作るのが目的です。
トレーニングするのは、ボディラインを締めるだけでなく、怪我をしないことも大事な目的になってきます。