顔を洗うと腰が痛い原因
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は洗面台で顔を洗うと腰が痛い人向けの記事を書いていきます。
この手の悩み、比較的多くの人から聞くことがあります。
身体の痛み(疼痛)には大きく二種類あり、
・一定の動きでうずく痛み
・何もしなくてもうすぐ痛み
後者の場合は一度整形外科で診断をオススメします。
前者の場合も念の為診断をオススメしますが、多くのケースは
【骨に異常なし。湿布を貼りたまえ】
と言われるかと思います。
こう言われたら、大きな異常はなく安心しつつ、レントゲンではわからない問題があるのだと認識しましょう。
だって、湿布貼っても治らないですから。
ではどんな原因があるのか?
それはいつもの流れの通り、身体の動きに問題がある可能性が高いです。
洗面台で顔を洗う時の関節の動きを考えてみると、色々とわかってきます。
洗面台の高さにもよりますが、身体の動きで重要になってくるのは
・脊柱(背骨)の屈曲
・股関節の屈曲
屈曲とは折り曲げるような動きで、脊柱ですと丸める動き、股関節ですと胴体と太ももが近づく動きです。
脊柱の中でも胸椎(真ん中らへんの背骨)の動きが悪いと、その下の腰椎や仙骨に負担がかかり、
股関節の屈曲の動きが悪くても、同じように腰椎の動きが悪くなります。
腰が痛い人の大半は、腰椎の下部から仙骨に痛みが走りやすいため、キチンと動くべき関節を動くようにする必要があります。
だから湿布を渡されても、一旦回復しても同じ動きを繰り返せばまた痛みが走ります。
大切なのは、痛みを緩和させる事を先行させず、身体の動き方を改善する事が、結果として痛みを緩和させます。
原因の根っこの部分、【根本】から見る事が大切になってくるのです。