建設作業員から学んだリーダーシップ
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は、プライベートな時間から得た学びを記事にしていきます。
テーマはリーダーシップという話題でお伝えします。
まずリーダーシップの意味を確認すると、
【指導者としての教養・力量・統率力】とされています。
要は、指導者としての能力全般を指している言葉がリーダーシップとなります。
特にこの3つの能力を分解していくと、
・専門的
・人間的
・社会的
にも優れた人が真のリーダーシップ(指導者)なのではないかと定義しています。
では話の本題に移します。
先日セッション現場の移動中に、渋滞に巻き込まれてしまいました。
時間帯も混雑時間で、私自身も焦っていた所でした。
そこでこのタイミングで、緊急車両の音が後ろから聞こえて来たのです。
道路は渋滞、さらに目の前には混雑している交差点もあるため緊急車両も通りづらいだろうなーっと思いながら左に寄ったときでした。
反対車線で家の解体作業をしていた作業員が、周りを気をつけながら車の誘導を行ってくれました。
それもものすごい手際が良く、更に迷いがなかったため、一瞬警察か交通巡査の方かと思ったくらいでした。
それがいいのか悪いのかは私は道路交通の専門家ではないのでわかりませんが、
結果として、緊急車両は安全にかつ素早く通過することが出来たため、その場にいた全ての人にとってプラスになりました。
私が逆の立場であれば、たぶんその能力があってもこのような対応は出来なかったと思います。
恐らく一瞬迷いが生まれてしまうため、たぶん行動に移せないかと。
この方も迷いがあったら、おそらく行動に移さなかったでしょう。
この方の迷いのない気持ちは、とても手本にさせて頂きました。
それはトレーナーや経営者としてだけではなく、人としても今後の財産になると思います。