膝痛と足ゆび

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回は膝痛についてです。

このブログでは何度か登場している膝痛ですが、それだけ悩んでいる方が多いという事ですね。

今回は実際のお客様から頂いたお悩みを、ブログで共有できたらと思います。

お客様の悩みとしては、

【朝にウォーキングをしているのですが、歩き始めに膝が痛くなります。が、10分くらいで痛みが治まるのですが、何故でしょうか?】

お客様自身は治まるためそれほど悩みは深くないのですが、放っておくと酷くなる可能性もあるため対処が必要です。

何度かブログでお伝えしているとおり、膝の機能は曲げ伸ばしです。
※軽度に捻りもあり

大体痛みが出るケースとしては、横の動きや捻りの動きが入る事によって、気づいたら痛みが出るというケースです。

ここで大切なのは、自分で真っ直ぐだと思っていても、よーく見たら真っ直ぐじゃない事。

足の真っ直ぐの定義

まず、何が真っ直ぐなのかを理解しましょう。

下半身だけで見たら、下から順に

・足の人差し指が真っ直ぐ

・膝のお皿の真ん中

・腿の付け根

という形になります。

ここで大切なのは、普通に立ったときに人差し指と膝のお皿が重なっているかです。

私のお客様は、お皿は真っ直ぐ向いていましたが人差し指は外を向いている状態でした。

この状態は、

・下腿外反、股関節内旋

という状態になります。

要は、太ももと脛が捻れているため、キチンと膝がハマっていませんよーと言うことです。

このお客様に、専門のトレーニングを提供するのはもちろん、普段の意識で

【人差し指を真っ直ぐで、お尻を締めて立ちましょう】

と伝えるようにしました。

こう立てば痛みは当然なくなりますが、もっと大切なのは無意識でも痛みが出ない身体を作っていくことです。

そのためには、日々の意識と適度なトレーニングは欠かせないのであります。