立ち上がると腰が痛い
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回は腰痛シリーズです。
腰痛のあるあるパターンとして、寝てから起きる時に痛みがはしるという方。
とても多いパターンではありますが、ここで注意が必要なのは腰自体をどうにかしようと思わないことです。
寝てる状態から起きるまでの動作の一連は様々な動きがあり、様々な動きがあるという事は沢山の筋肉を動かすということになります。
では、痛みの出る動作が立ち上がるときの場合は主にどこを使うのか?
身体の動きとしては基本的に【伸展動作】となるため、主にその動作に関与する筋肉で、特に
【股関節伸展筋群】を使えないと動作時に痛みが出ることが多くあります。
股関節伸展とは、太ももが下腹部から離れる動きで、起きる上がる動きは特に必要になります。
とくに股関節伸展で使う筋肉が【大臀筋(お尻)】という筋肉で、ここが使えないために腰に負担がきている可能性があります。
急性の痛みで、痛すぎてどうしても鍛えられない時
このような時には【部位をコンプレッション(圧迫)】するか【股関節屈筋群をストレッチ】するとかなり効果的です。
まずコンプレッションは、自身で指圧をしたりテニスボールなどを使って関連部位を圧迫するのですが、
知識がなく行い間違えると、神経を圧迫しかねないのであまりオススメしません。
コンプレッション(圧迫)は必ず専門家に直接教わってから実践しましょう。
ならば、股関節伸展筋群の逆側、股関節屈筋群をストレッチするようにしましょう。
股関節屈筋群は、伸展筋群と真裏にあります。
ですので、お尻の反対は下腹部や腿の表になります。
筋肉で言えば、【大腰筋】や【大腿直筋】と言って、腿の前側をストレッチさせると起き上がりが楽になります。
方法としては、うつ伏せて片方の膝を曲げ、その足を片手で足首を持ってみましょう。
そうすると、持っている腿の前側がストレッチかかるかと思います。
起き上がりが辛い方は、ぜひ実践してみて下さい。