回数や重さにこだわらないで良し

こんにちは。SPTの小野寺です。

今回はトレーニングのオーバーワークを防ぐためのお話しです。

オーバーワークとは、簡単に言えばやり過ぎです。

当然やり過ぎると、効果が薄れるだけでなく靭帯や腱の怪我のリスクまで高まってしまいます。

このオーバーワークを防ぐためには、大きく2つの要素が必要です。

まず1つは、トレーニング頻度です。

部位や種目によっては毎日やっていいものと、週に2.3日で良いものもあります。

週2.3日の種目を毎日やってしまっては、身体が疲労度がきつすぎるため、回復が追いつきません。

回復が追いつかないと言うことは、筋肉もつかず怪我のリスクと高まる事になります。

もう一つの要素は、トレーニング強度です。

一回のトレーニング強度が高すぎると、正しいフォームが保つことが難しくなります。

正しいフォームが保てなてないと、代償動作といい、本来効かせたい部位に効かせられなくなります。

それだけならまだいいのですが、あまり動いてほしくない関節(腰椎、仙腸関節など)が動きすぎると、腰などを痛めてしまうケースが多くあります。

これを防ぐには、まず適正負荷というのを知っておく事です。

例えばスクワットであれば、回数を15回に設定したとします。

この15回を深くしゃがむようにした時、7回目くらいで膝が内側に入りやすくなるとします。

このまま続けると、膝への負荷が強くなるため、本来その方のスクワットの強度設定が違うケースと言えます。
※むしろその方にはスクワットやる前にもっと別の種目をやるべき

もしスクワットをやるのであれば、その方の場合であれば

・負荷を軽くするスクワットにする

・回数を減らす

・種目のチョイスを変える

このように、自身に合ったトレーニングにする事が大切になります。