トレーニング普遍の原則②
こんにちは。SPTの小野寺です。
今回はトレーニング原則の2回目です。
また確認ですが、
原理=必ず守る事
原則=基本的には守る事
で、前回は【全面性の原則】についてでした。
トレーニングは基本的には偏らず、全面的に行う事が大切だとお伝えしました。
ただ、
・目的とあきらかに離れている場合
・先天的に外科的な問題がある場合
の場合などは、ある程度偏ったトレーニングをする場合もあります。
今回は2つ目の紹介をします。
意識性の原則とは
意識性とは言葉の通りで、
【使っている部位を意識する事】です。
良くあるのは、上体をあげるような腹筋運動で、首が痛くなる人がいます。
様々問題がありますが、中には使うべき部位を具体的に伝えたりすると、首の痛みを感じずに腹筋に効きが入る事があります。
このパターンの人は、キチンとフォームは出来ているのにどうしても目的の部位に効きが入らないという人です。
使う部位を意識しながらやる事で、身体も変わりやすくなります。
そもそもフォームが崩れている人の意識の方法は?
では、腹筋運動で腹部に意識をしても首が痛い人はどうしたらいいか?
答えは単純で、フォームが崩れているからです。
で、フォームが崩れている人がすべき事は
・その種目のフォームを修正する
か
・種目自体を変える
のどちらかになります。
大半の場合は後者を選択しますが、ここでは前者を例にお話します。
腹筋に聞かせたいのに首にきてしまうという事は、他の部位に力が入っているという事になります。
その場合の多くは、腕に力が入ってるケースが多くあります。
腕で反動を使ったりするため、首に力が入っているため、腕の力を抜いてお腹の力で起き上がるようにするだけでも変わります。
このように意識するだけでも効きが入り、キチンとした効果を出せます。
これでも変わらない場合は、少しレベルを落としたやり方に変えることをオススメします。